デジタルブックレットの制作のため、Affinity Publisherに添付されていたサンプルのいくつかを開き使われ方を勉強していた。その後ブックレットを制作したが、サンプルに使用されていたフォントが良い雰囲気なのでそれを使って作成した。
ところが、そのブックレットを後で開くとフォントが見つからない。調べると、サンプルを開いている時にだけ使用できるパッケージフォントであり、そのフォント単体では流用できないことがわかった。そのフォントは “FS Albert”というもので商用利用できるフリーのフォントではなかった。
使用できないとなると、余計にそのフォントのデザインが気になって類似のフォントがないか探してみた。サンセリフ体の類似のフォントと違う特徴は、aやgの字形、細身の文字幅、低めのxハイト、cやsなどの開き具合などと思う。OSやアプリ付属のフォントや Google Fontsを探した結果、同じものはないが似た雰囲気のもので “Niramit”というフォントを使ってみることとした。
ちなみに、ロゴタイプなどには “Optima”を使用しており、他のデザインでもよく使うお気に入りのフォンだが、ヒントブックの本文用フォントとしては違うかなという個人的見解。